第14回研究大会(2019年度開催)のお知らせ
日時:2019年6月15日(土)・16日(日)
場所:日本福祉大学 東海キャンパス(愛知県東海市)
会長:尾関周二 /実行委員長:中村俊 /大会長:片山善博
(終了しました。)
参加費
正会員: 1,500円(2日間)
非会員: 1,500円(1日につき)
学生・大学院生: 500円
懇親会: 4,000円 当日参加可能
タイムテーブル
- 第1日目
- 12:00~ 受付
- 12:20~13:15 総会
- 13:30~17:30 シンポジウム
- 18:00~20:00 懇親会
- 第2日
- 9:00~ 受付
- 9:30~12:20 一般研究発表
- 12:20~13:30 休憩
- 13:30~15:30 若手シンポジウム
プログラム
テーマ:いのちのゆれの現場から実践知を問う
司会:中村 俊(東京農工大学名誉教授/脳科学)
河上睦子(相模女子大学名誉教授/哲学、社会思想)
シンポジウム趣意説明(13:30~13:40)
第1報告(13:40~14:10)
地域医療の現場から
藤井博之(日本福祉大学教授/地域医療、多種職連携)
第2報告(14:10~14:40)
重い障害のある人の発達保障実践から
白石恵理子 (滋賀大学教授/ 障害児教育 )
第3報告(14:40~15:20)
「臨床宗教師」誕生が意味するもの
大菅俊幸(公益社団法人シャンティ国際ボランティア会/臨床仏教学)
前半部討論(15:20~15:50)〔※質疑・応答を含む。グループ討論の可能性もある。〕
休 憩(15:50~16:00)
第4報告(16:00~16:30)
いのちの危機と電話相談
種村完司 (鹿児島大学名誉教授、前鹿児島県立短期大学学長/ 哲学、倫理学)
総合討論(16:30~17:30)
2.若手シンポジウム(6月16日13:30~15:30/南棟3階S301教室)
テーマ:岐路に立つ知の在り方とそのこれから
司会:大倉 茂(哲学、倫理学/立教大学兼任講師)
第1報告:荻生徂徠の学問論と知の獲得について
―近世日本における「会読」と討論を手がかりに―・
徳重久美(日本倫理思想史/姫路文学館)
第2報告:福沢諭吉の学問観――「実学」を捉えなおす
小林加代子(日本倫理思想史/中京大学)
第3報告:J.デリダの「大学」論――カント読解に焦点をあてて
堀内友博(教育哲学/東京学芸大学大学院博士課程)
[冒頭趣意説明5分、報告 各20分]
3.一般研究発表(6月16日9:30~12:20)
(一人当たり30分:発表20分、質疑10分/入れ替え・準備5分)
A会場:人間・文化(会場:南棟3階S306教室) 座長:北見秀司(哲学、社会思想史/津田塾大学)
水崎富美(教育学/女子栄養大学)
A-1.アマルティア・センの潜在能力論とその発展的応用
岡部光明(経済学/慶應義塾大学)
A-2.記録映画から浮かび上がる産業的な農業の実態
――オーストリア生まれの監督の二本のドキュメンタリーをめぐって
オプヒュルス鹿島ライノルト(比較文化論、ディスクール分析/上智大学)
A-3. 日本のピアノ文化 高度経済成長期からの新たな出発
本間千尋(社会学/慶応義塾大学理工学部)
A-4. 人類史における「共感力」と「想像力」 飯岡秀夫(社会思想/高崎経済大学名誉教授)
A-5. 〈無限の生〉と〈有限の生〉――〈自己完結社会〉の未来ついての一考察
上柿崇英(環境哲学、現代人間学/大阪府立大学)
B会場:社会・経済(会場:南棟3階S307教室)
座長:藤江昌嗣(統計学/明治大学)
清 眞人(哲 学/近畿大学)
B-1.美濃部都政の社会保障政策の今日的意義
――公的な社会保障サービスのあり方とはどのようなものか
川上 哲(一般社団法人東京自治問題研究所・都留文科大学)
B-2.福島小児甲状腺がんの真実—–被害者=人間の復興をめざして
宗川吉汪(生命科学/生命生物人間研究事務所)
B-3. AI・科学技術の発展と労働・学力の未来――労働価値説の検討を含んで
佐貫浩(法政大学名誉教授/教育学)
B-4.高橋亀吉の産業組合・協同組合論について 影浦順子(経済史、経済思想史/中部大学)
B-5. 「戦争体験」の世代間継承の努力と可能性
柳沢遊(現代日本経済史、社会史/慶應義塾大学名誉教授)
C会場:差異・存在(会場:南棟3階S308教室)
座長:太田 明(教育学/玉川大学)
水野邦彦(韓国社会論、哲学/北海学園大学)
C-1.何ものもメスに生まれない:社会構築主義の徹底の試み
小倉 建二(哲学、文法論)
C-2.ベイトソンの思索における〈差異〉の存在論――バークリ哲学を手がかりに 下條敬介(長崎大学大学院水産・環境科学総合研究科博士課程)
C-3. 人間概念の周縁とそのプラグマティックな関心――フェミニズムの視点から
鈴木伸国(哲学的人間学/上智大学)
C-4.マウリツィオ・フェラーリスの新実在論の可能性 河野勝彦(哲学/京都産業大学名誉教授)
C-5. 性自認・性的指向研究言説の再検討
鬼頭孝佳(名古屋大学大学院博士後期課程/思想史)島袋海理(名古屋大学大学院博士前期課程/セクシュアリティ研究)
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