総合人間学 第7号(ISSN:2188-1243)
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第一部
序文 長谷場 健 (p.4)
Ⅰ 3.11以後の科学技術と自然観
3.11以後の科学技術と人間 野家 啓一 (p.8)
科学技術と〈農〉 ― 東日本大震災を経て 山村(関) 陽子 (p.17)
構造災の社会学 ― 「事務局問題」と責任帰属 松本 三和夫 (p.21)
地震・原発・天・鯰 ― 責任とアニミズム的思考 太田 明 (p.32)
東日本大震災と宮沢賢治 ― 「順違二面」の自然観・人間観 西鄕 竹彦 (p.38)
Ⅱ 3.11以後の思いとつながり
3.11のあと ― 福島から広島へ 求められる地球時代感覚 堀尾 輝久 (p.46)
3.11後の直接的,間接的被災者カウンセリング経験 ― 時系列的に変っていく「必要」の求めに応じて 横湯 園子 (p.53)
手の発達のもうひとつの方向 ― 文明の転換のために 平山 満紀 (p.61)
Ⅲ 3.11以後の文明の転換
3.11以後の「新たな出発」の意味 ― 食・農・共生を軸に新たな社会・文明を展望して 尾関 周二 (p.65)
「ポストフクシマ」,そしてポスト日本? ― 知性の悲観主義,意志の楽観主義(アントニオ・グラムシ) シュテッフィ・リヒター 福井 朗子,オプヒュルス鹿島ライノルト訳 (p.75)
人間らしさの生態的基礎 ― 自己家畜化論の再検討のために 木村 光伸 (p.84)
Ⅳ 3.11以後,いま総合人間学を問う
学問としての「総合人間学」の課題 ― その切り札について 上柿 崇英 (p.93)
総合人間学の課題と方法 ― 小林直樹氏の著作を通して考える 三浦 永光 (p.97)
第二部
論壇エッセイ
総合人間学の課題 ― 人間不在の時代に抗して 北見 秀司 (p.103)
進化と人間の利他主義 ― 生命の樹と聖夜について 平山 朝治 (p.111)
一般研究論文
死刑は存置すべきか 菅原 由香 (p.120)
日本の届出婚主義と戸籍の拘束 ― 近代国家の「結婚の自由」から考える 遠藤 正敬 (p.130)
人間には何故異質な他者が必要なのか ― 死の観点から 吉田 健彦 (p.140)
投稿報告
『3.11』から人間を考える 小山 芳郎 (p.151)
投稿エッセイ
「疑問」 ― なぜ強い者が弱い者を淘汰するのか 漆田 典子 (p.160)
会員による著書紹介 (p.164)
『総合人間学』バックナンバー (p.173)
学会会則 (p.175)
投稿規定・執筆要綱 (p.178)
あとがき 宮坂 琇子 (p.184)